アムウェイ(amway)の元ディストリビューターだった佐伯さん(仮名)
彼はアムウェイ(amway)に嵌っていたころの自分をこう語る。
「あの時は自分が自分ではありませんでした。結局、最終的にはルビー・ダイレクト・ディストリビューターにまで上ったのですが、そのころには精神的にも肉体的にもズタボロでした。」
すでに佐伯さんはアムウェイ(amway)を抜けてから3年が経つ。
ようやく、そのころに作った借金は返済できたが、心の傷は治らないという。
「私が勧誘したダウンラインの中でも、まだ辞めていない人がたくさんいるのです。皆が一様に生活が苦しそうで、目が血走っていて、人間ではないような気がします。自分もあんなところに身を沈めていたのかと思うと寒気がします。
まだアムウェイ(amway)を辞めてないダウンラインの人には大変申し訳なく思うのですが、私が何を言っても聞く耳を持ってくれないので、どうしようもありません。」
「アムウェイ(amway)ですか?はい。内部にいたから分かるのですが、はっきり申し上げてねずみ講です。マルチ商法とでも言うのでしょうか?どの道、あれほどたくさんの不幸な人間を輩出しているのだから、いい会社なわけがありません。」
アムウェイ(amway)の被害が広がらぬよう、佐伯氏のダウンラインの人々が一日も早く抜け出ることを願う。