東京都内在住のサラリーマンである田中譲二さん(仮名、40歳代半ば)は、
「日本アムウェイ(日本アムウェイ)のマインドコントロール商法で家庭がメチャクチャに破壊された」
という。以下は、田中さんが語ってくれたその被害体験記である。
田中さん1家が大阪府に住んでいた1982年頃、当時31歳だった奥さんの幸子さん(仮名)は、大阪在住の知人の主婦に勧誘されて、日本アムウェイ(日本アムウェイ)のディストリビューターになった。
「入会した当初から妻は、大きな紙に『熱意』だとか宗教がかったことを何度も書いては、部屋の壁に貼るので、私は、彼女のやることに異様な感触を持ちました。また、自分の夢が叶うように、自分自身に言い聞かせるためでしょうか、娘はまだ3歳なのに、『ルビーのランクを達成して、娘とパリの3つ星レストランで食事をしたい』という、20行ほどの同じ文章をアムウェイ(日本アムウェイ)の便箋に、来る日も来る日も、繰り返し繰り返し書いていました。
さらに、時間が空けば会社のカセットテープを繰り返し聞いており、私には異常としか思えませんでした。オウム真理教事件で、ヘッドギアを着けて麻原彰晃教祖のテープを聞いている信者がテレビに映ると、私は即座に、当時の妻の姿を連想しました。
PR