国民生活センターが抽出したアムウェイに対する問題点。
(1)販売員(ディストリビューター)の家族や友人、知人など周辺者から、「迷惑勧誘」「人間関係の破綻」「経済的負担」などについて、苦情の申し立てが非常に多い。
(2)中枢の販売員らによる、「権利収入」などの言葉を用いて、配下の組織を拡大すれば大きな利益と余暇が容易に得られると誤解させる誇大トーク、また、「アムウェイ(日本アムウェイ)の洗剤は環境によいので、国連で賞を得た」といった虚偽トークなど。訪問販売法などの法令に抵触する疑いがある。
(3)前述の誇大トークなどについては、誇大トークを収録したビデオが複製されて、組織内に次々出回り、多くの販売員が利益を得る可能性などについて、誤解しやすい状況ができている。つまり組織ぐるみで誇大トークが奨励されている。
(4)ボーナス・システムや返品システムなどの仕組みが、著しく複雑・難解であり、また、その仕組みの記述や用語に誤解しやすいところがある。そのことが販売員らの誤った理解を招き、トラブルの原因になっている。
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